ISFP(冒険家)は、鋭い感性を持つ謙虚で控えめな芸術家です。
このページでは、MBTI/16パーソナリティにおけるISFP(冒険家)の性格をまとめました。
持ち前の美的感覚やデザイン力、そして自分の選択や行動さえも活かして、社会的慣習の枠を押し広げます。
16パーソナリティ― 冒険家型の性格
https://www.16personalities.com/ja/isfp%E5%9E%8B%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%A0%BC
ISFP(冒険家)の概要
ISFP(冒険家)の性格
- 遠慮がちで控えめで無口なタイプ
- 感受性が強く、自分自身の中に独自の世界観を持つ
- 困っている人がいれば、親身になって話を聞き手助けする
- 芸術的なセンスがあり、強い感性を持つ
- リフレッシュするために一人になる時間を大切にする
- 批判を適切に受け止められず、不快感を感じやすい
- 型にはまったことを嫌い、爽快感やスリルを求める
- 将来に向けて計画を立てず、貯蓄することが苦手
ISFP(冒険家)の性格には、自由な考え方ができるという特徴があります。芸術家肌と表現されるように、自由で何事にも捕らわれない発想ができる人物であると言えます。自分の空想やイメージを”何らかの形”にすることを好む傾向があります。
ISFPは感受性が豊かで、自然や芸術に興味を示します。ISFP(冒険家)は芸術や音楽などの表現活動に情熱を注ぎ、自己表現を大切にします。自然の美しさや心地よい環境に身を置くことで、心の安らぎを得ることができます。
ISFP(冒険家)は新しい経験や感覚を求めます。ルーティンや予測可能な状況にはあまり適応せず、自由な行動と柔軟性を重視します。新しい場所やアクティビティに挑戦することで、自己の成長と豊かな経験を追求します。
ISFP(冒険家)は内向的な性格であり、自己の感情や考えを深く内省します。自己中心的ではなく、他人に対しても思いやりを持って接します。また、他人の感情や欲求に敏感で、共感的に対応することが得意です。
一方で、ISFP(冒険家)は計画が苦手で、未来の予測や長期的な目標設定よりも、現在の状況や感覚に重点を置きがちです。これによって、将来に向けての計画を立てることが難しくなることがあります。
ISFP(冒険家)の割合
日本人では約5.1%がISFP(冒険家)というデータがあります。
ISFP(冒険家)の長所・短所
ISFP(冒険家)の長所
- 他人の感情に敏感で思慮深い
- 人との調和を大切にし、寛容で忍耐強い
- 美的感覚や想像力に優れ、芸術的なセンスがある
- 好奇心や柔軟性があり、変化を受け入れることができる
ISFP(冒険家)の長所は、柔軟性と独創性です。外的な刺激や変化を受け入れて対応することができます。感受性豊かな面があり、感じたことを自分なりの表現で伝えようとするため、芸術のセンスに秀でています。また、好奇心旺盛で新しいことに挑戦してみたいという気持ちを持っています。
ISFP(冒険家)は他人の感情に敏感で思慮深い性格を持っています。他人の気持ちやニーズに対して理解を示し、共感的に接することが得意です。そのため、他人との関係を深め、信頼を築くことができます。
また、ISFP(冒険家)は人との調和を大切にし、寛容で忍耐強い性格です。他人との摩擦を避け、いさかいを解消することに積極的であり、結果として円滑な人間関係を築くことができます。
ISFP(冒険家)は美的感覚や想像力に優れ、芸術的なセンスを持っています。芸術や音楽などの表現活動に情熱を注ぎ、独自の感性を自己表現に活かす人が多いとされます。また、独創的なアイデアや視点を持ち合わせており、創造性豊かな側面を発揮します。
さらに、ISFP(冒険家)は好奇心や柔軟性があり、変化を受け入れることが得意です。新しい経験や挑戦に対してオープンな姿勢を持ち、柔軟対応することができます。これにより、変化に対応し成長することができます。
総じて言えることは、ISFPは他人の感情に敏感で思慮深く、人との調和を大切にし、芸術的なセンスや想像力に優れています。また、柔軟性と好奇心があり、変化を受け入れることが得意です。これらの長所により、ISFP(冒険家)は他人との関係を豊かにし、個々の成長と自己表現を追求します。
ISFP(冒険家)の短所
- ルールや伝統、文化に束縛されるとストレスを感じる
- 疲労やストレスをため込みやすい
- 計画性がなく、先を見通すことが苦手
- 否定や批判に弱く傷つきやすい
芸術家気質であることは長所ですが、短所にもなります。人と同じであることを好まないため、ルールや慣習によって人と同じ行動を強制されることを嫌います。厄介なことに、「自分らしさ」を強く意識するあまり、批判されると傷つきやすいという特徴もあります。また、思いつきで行動できるように、計画や予定は極力入れないようにするタイプで、この性格が計画性のなさにつながっています。
ISFP(冒険家)に適性のある職業
- 学者
- ベンチャー企業
- クリエイティブ全般(音楽家、芸術家など)
- 料理人
- 薬剤師・臨床検査技師
ISFP(冒険家)は、自分のペースを大事にし、自分の心で感じたことを重視するタイプです。自分なりのやり方で物事を遂行することができる場所で実力を発揮することができます。そのため、伝統的な手法や型にはまったやり方などに縛られる職業には窮屈さを感じます。自由度が高い仕事には、やりがいをもって人一倍取り組むことができるタイプです。
上司・先輩として
- 調和を重んじ、部下の意見も親身になって聞くことができる
- 個人個人の動機を把握し、仕事を振り分ける
- 長期的な目標設計や部下の管理が苦手
- 謙虚で控えめなので、頼りなく感じてしまう点がある
和やかな性格であるため、部下はとっすきやすく相談もしやすいでしょう。人にはそれぞれ得意なことがあるということを理解しており、無茶な要求はしません。一方で、長期的な目標設計や管理が苦手です。こうしたいという漠然とした目標はあるものの、綿密な行動計画を作ることは苦手です。また、何かを決定し、それに向かって突き進むことが苦手なので、頼りないと思われてしまう面もあります。
部下・後輩として
- 細かく管理されることを嫌い、自分のやり方で進めることを好む
- 他人から感謝されると意欲的に働く
- 明確な目標を与えられると熱心に学習し、問題解決に取り組む
- 規則や手順通りに進める仕事は退屈に感じる
- 計画的に仕事を進めることは苦手
ISFP(冒険家)は、管理されることを特に嫌います。自分で考えて試行錯誤することが好きなので、誰かに方法や手順を押し付けられることは苦痛になります。非常に管理しにくいタイプかと言うとそうではなく、マイクロマネジメント(細かく管理すること)との相性が非常に悪いと言えます。ある程度の自由が残っていれば、楽しくのびのびと活躍することができます。
他のパーソナリティとの相性
以下にISFP(冒険家)と他のパーソナリティとの関係 をまとめています。
最高の相性:ENTP(討論者)
最悪の相性(正反対):ENTJ(指揮官)
ISFP(冒険家)の分類
xSxP(探検家)に分類され、ESFP(エンターテイナー)/ESTP(起業家)/ISTP(巨匠)と同じ分類になります。xSxP(探検家)は、既存の枠組みに囚われない自由な人が多い傾向にあります。
ISFP(冒険家)は、内向性(I)/感覚性(S)/感情性(F)/探索性(P)の特徴が強い性格です。ここではそれぞれの分類については省略します。
≫内向(I)と外向(E)について詳しく
≫直観(N)と感覚(S)について詳しく
≫感情(F)と思考(T)について詳しく
≫計画(J)と探索(P)について詳しく
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