直観(N)と感覚(S)

MBTI_16パーソナリティの構成要素

MBTI(16パーソナリティ)における二番目の記号である直観(N)と感覚(S)について記載します。

直観(N)と感覚(S)は、ものの見方の違いを表しています。

日本語に訳した場合の「直観」と「感覚」という言葉では非常に理解が難しく、この二つの記号の意味を正確に掴めていない人のほうが多いのではないかと思います。

ここで改めて直観(N)と感覚(S)の違いを理解して、自己分析に活用してください。

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直観(N)タイプ

特徴

直観(N)タイプの人は、想像力が豊かな傾向があります。

人口の約30%程度が直観(N)タイプとされています。

新しいアイデアや可能性を考えたり思いついたりすることが得意であり、「全体像」を描くことを好みます

全体像を把握することに長けている一方で、細部を見落としがちな性格でもあります。

有用性

空想的な性格であるため、実用性が低いことがネックです。

色々なことを考え、また考えている途中にも色々なアイデアを思いつくため、時間を忘れて思索にふけることが少なくありません。

行動しない妄想家に見えることもありますが、新しい視点やイノベーティブな意見を発信できる性格でもあります。

膠着した状況を打破する必要があるときに直観(N)タイプは実力を発揮し、有用な存在になります。

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感覚(S)タイプ

特徴

感覚(S)タイプの人は、現在やリアルを重視するタイプです。

人口の約70%程度が感覚(S)タイプとされています。

「今何をするべきか」という考え方を重視しており、シンプルなことを好みます

視点が狭くなりがちであるため、物事の全体構造に気を配れないことがあります。

有用性

目の前のタスクをこなすことを得意とするため、非常に実務的と言えます。

何事においても「やるべきことをこなす」ことを得意としていることから、仕事ができる人と思われることが多いです。

しかし、部分最適が得意な一方で、全体最適の考え方には弱く、広い視点で物事を捉えることが苦手です。

基本的に、感覚(S)タイプは実務的で有用性の高い人材とされます。

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