INFP(仲介者)の7つの弱点について解説します。
1. 優柔不断
INFP(仲介者)は、順応性が高く、常にオープンマインドで柔軟な性格とされています。
一方で、長期スパンの目標に縛られたり、自由を制限されたりすることに抵抗を示す傾向にあります。
何かを決めてしまうことで他の可能性を潰してしまうことを嫌がるため、意思決定を嫌がります。
そのため、その場で決められない優柔不断なタイプに見られてしまいます。
2. 主観的
INFP(仲介者)は、感情的・感覚的な基準で選択をするため、一貫性のない決定をする傾向にあります。
言い換えると、自分の価値観や感情に素直な行動を起こします。
時に人は、自分の信じていることとは違った出来事や事実に出会います。
この時にINFP(仲介者)は現実を真正面から受け入れることができません。
思い込みが激しく、自分の価値観で物事を判断するため、客観的な事実が受け入れられないことがあります。
3. うっかりミス
INFP(仲介者)は細部に気を配ることが得意ではありません。
特定のことに完璧主義になる一方で、おおざっぱで適当に処理してしまうことが多く、不注意や“うっかり”によって生じるミスで怒られることもあります。
INFP(仲介者)は全体像を掴むことに秀でているため、要点やイメージを捉えることは得意ですが、重要な細部に気が回らない可能性があります。
そのため、責任感を持ってやり遂げられない適当な人と言われることもあるでしょう。
4. 自己流にこだわる
INFP(仲介者)は、Te(外向的論理性)が低く、効率的で要領のいい方法が好きなタイプではありません。
INFP(仲介者)にとって、効率的で型にはまった行動は退屈です。
INFP(仲介者)が求めるものは、発見と想像に満ち溢れた探索的な生活です。
この理想を叶えるために、誰も考えなかった方法や独自の方法を考えたりするため、普通にやっていれば問題にならないことも上手くいかなかったりします。
時には自分のスタイルに固執しないことが大事で、前例や普通を参考にすることも必要でしょう。
5. 繊細
INFP(仲介者)は、あらゆることに対して繊細です。
批判や否定的な言葉を浴びると、自分が間違っていたのではないかと疑い、ネガティブな思考に陥ります。
時には自分の言葉や行動にも深く反省します。
INFP(仲介者)にとって価値観、倫理、道徳といった人間らしさのようなものは重要であり、自己の基準に自分自身が達していないと感じた時、人一倍傷つきます。
6. 内向的
INFP(仲介者)は、内向的なコミュニケーションを得意とします。
適切な言葉を用いて表現しなければならないという思いが強いため、対面での会話の場合、言葉選びに時間がかかってしまうことがあります。
思慮深く、想像力に富むため文章でのコミュニケーションに強みがある一方、口頭でのやり取りに弱いと言えます。
7. 時間管理が苦手
INFP(仲介者)は、時間管理が苦手です。
約束の時間に対して遅れることもありますが、逆に早すぎることもあり、適切な時間コントロールができません。
これは他のP(探索)型の性格によくみられる特徴です。
INFP(仲介者)は興味の対象が広いため、色々なことに気が散ってしまいます。
一つのことに集中するためには思考を簡素化する必要があります。
まとめ
INFP(仲介者)の7つの弱点を紹介してきましたが、社会人(特にビジネスマン)として必要な素養が欠けている部分が散見されます。
ビジネスマンという仕事の大部分は、大企業の中で作業をこなすことがメインになるため、INFP(仲介者)の性格と相性がいいとは言えません。
詳細は、INFP(仲介者)の適職で解説していますので、よろしければ一読ください。