内向性と外交性は、性格の重要な要素です。
「陽キャ」や「陰キャ」といった言葉はよく使われますが、「陽キャ=外向性が高い」、「陰キャ=内向性が高い」と言えます。
人当たりがよくて誰とでも仲良くなれる外交的な性格と一人の時間を大切にする内向的な性格には大きな違いがあります。
内向と外向には、どちらにも強みと弱みがあるものの、一般には外向性が高い方が良いと考えられがちです。
ここでは、6つの質問に答えるだけで内向と外向を判断できる性格診断テストを準備しました。
内向性と外向性を判断する6つの質問
次の6問に5段階で回答してください。
(よくあてはまる場合には4を、まったく当てはまらない場合には0をつけてください。)
- 自己紹介に困ることはない。
- 外出するよりも家で過ごすほうが好きだ。
- 人と会話するときは、自分から話しかけることが多い。
- 多くの人と行動を共にした後はぐったりと疲れる。
- 新しいコミュニティの中に入っても早く馴染めるほうだ。
- 人前で話すとき必要以上に緊張してしまう。
そして、質問2、4、6の点数は反転してください(0の場合は4、3の場合は1、2の場合は2)。
下のリンク先に自動で計算してくれるページを用意しました。
合計点が0~12の場合は内向的性格といえます。
一方、13~24の場合は外向的性格といえます。
あなたは内向性と外向性どちらが高かったでしょうか。
内向的性格(陰キャ)の強み・弱み
冒頭でも触れたように、内向的性格は外向的性格に比べて評価されにくい傾向にあります。
しかし、内向的な性格にも強みがあります。
内向的性格には、自分の価値観を大事にするという特徴があります。
人の考えや価値観に影響されにくいため、芸術家や研究者などその道のプロになりやすい性格の持ち主と言えます。
内向的な性格の人は、人との交流が苦手であったり、友達が少ないからと悩むのではなく、その価値観を大切にすることが成功への近道です。
内向的な人にとって最もよくないのは、周りの目を気にしたり、比べたりばかりして芯がなくなることです。
学生のうちは孤独感や周りから浮いていることに悩むこともありますが、そういった悩みは大人になるにつれて小さくなっていきます。
自分の好きなことや価値観を大切にして生きることがよいでしょう。
外向的性格(陽キャ)の強み・弱み
外向的な性格の人の多くは、人当たりもよく、友達も多いはずです。
一般的には、内向的な性格に比べて評価されやすい特徴です。
困った時には友達が助けてくれることも多く、得する性格かもしれません。
しかし、自分の能力が上がらないという弱みがあります。
困ったら人に聞く、助けてもらうということが過剰になると自分で考える機会が少なくなります。
また、周りに合わせてばかりいると、本当にやりたいことや得意なことが分からなくなったりします。
一つのことに打ち込みやすい内向的性格と違って、誰にも負けないスキルがない人間になってしまうこともあります。
時には自分を見つめなおし、自問自答する時間を取ってみるといいでしょう。