頑固者
ESTJは、現実的な考え方と自分のやり方を併せ持つタイプです。理想論についてはあまり口に出さないタイプと言えます。また、自分の考え方や意見を変えない頑固な性格であるため、説得や交渉に耳を貸さないでしょう。経験論的な話を好む傾向にあり、あまり予想や推測を話すことはありません。主観的な価値観を人に押し付ける傾向があるため、「芯の強い人」「威圧的な人」と言われることもあるでしょう。
高圧的
ESTJは、高圧的な性格と言われることがあります。何をすべきか、どうするべきかについて、独自の明解な答えを持っているため、それを人に伝えようとします。そのため、マイクロマネジメントに陥り、細かいところまで指導・指示しようとします。それらの行動は善意によるものですが、人によっては有難迷惑で自由にさせてほしいと思うでしょう。小うるさく、高圧的な人になりがちです。
ストレートな物言い
ESTJは、婉曲的な表現をせず、ストレートに物事を伝えるタイプです。目的第一で会話をするため、相手の気持ちや空気を読まずに意見することがあります。ESTJは、自分の正しさに自信があるので、どんな場所でも堂々と意見や考えを伝えることができます。しかし、人の気持ちを考え切れていない場合もあり、他人を傷つけたり嫌われてしまうこともあるでしょう。悪気があるわけではなく、感情と論理は分けて考えるべきと考えているESTJの特徴と言えます。
厳格
ESTJは、厳格なタイプで、あまり寛容的ではありません。「正しいものは正しい」「間違っているものは間違っている」というように物事を明確に切り分けます。どっちでもいいよというような寛容な考え方はしません。また、物事を判断する基準は独自のもので、人にアドバイスを求めて変えるということもありません。どっちつかずの人に対しては、どっちかはっきりするように求めたりすることも少なくありません。
自己評価が苦手
ESTJは、自分で自分を認めるといった自己評価が苦手です。そのため、人からの評価を指標として考えています。尊敬や信頼を得ることを重視して行動し、そのために一生懸命努力します。問題は、自分で自分を評価できないため、周りから評価されない時、自分の存在意義や価値について不安を感じてしまうことでしょう。
気が休まらない
ESTJは、やるべきことに対して取り組む際に、ストレスを感じる傾向があります。これは、周囲の評価を気にして良い成果を上げようとしたり、やるべきと決めたことをやり通そうとする気持ちが強いためです。常に良いパフォーマンスを出そうと意識するあまり、ストレスと向き合う時間が多く、気が休まりません。また、足を引っ張られるようなことが起きたり、周りの人が失敗したときには、思うようにならない歯がゆさを強く感じるでしょう。
感情的サポートができない
ESTJは、論理的に考え、感情的なやり取りは苦手です。感情を積極的に表すタイプではなく、また、他人の感情をくみ取って言葉をかけるタイプでもありません。そのため、周囲の人々に感情的サポートをするタイプではないと言えます、また、そういった感情的なことはあいまいな部分が多く、物事を切り分けるESTJには理解が難しいと言えます。友人から相談されたりすることが少ないのはこういった理由によるものです。