ここでは、エニアグラムとは何かを紹介したいと思います。
エニアグラムとは?
人の性格や特徴を9つに分類して考える方法がエニアグラムと言えます。
エニアグラムは「自己や他者と関係する9つの戦略の傾向を説明する人格論である」とされます。
エニアグラムという言葉は「エニア」と「グラム」という言葉を合わせたもので、ギリシャ語でエニアは「9」、グラムは「図」を意味します。
エニアグラムで表現される9つの性格は次のように呼ばれています。
エニアグラムの9つのタイプ
タイプ1:改革する人(完全主義者)
タイプ2:助ける人(献身家)
タイプ3:達成する人(達成者)
タイプ4:個性的な人(芸術家)
タイプ5:調べる人(研究者)
タイプ6:忠実な人(堅実家)
タイプ7:熱中する人(楽天家)
タイプ8:挑戦する人(統率者)
タイプ9:平和をもたらす人(調停者)
簡単な質問に当てはまるかどうかを回答する方法で性格診断されることが一般的です。
例えばリンクのような無料診断のサイトがあります。
90個の質問が用意されており、当てはまるものにチェックを入れていくことで診断することができます。
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センターという分類
エニアグラムにおける9タイプは3つのセンターに分類されます。
人は本能・感情・思考の3つのエネルギーを持っており、このエネルギーの使い方が異なります。
3つのセンターは、その人が一番強みとして持っているエネルギーといえます。
本能センター
タイプ1:改革する人(完全主義者)
タイプ8:挑戦する人(統率者)
タイプ9:平和をもたらす人(調停者)
感情センター
タイプ2:助ける人(献身家)
タイプ3:達成する人(達成者)
タイプ4:個性的な人(芸術家)
思考センター
タイプ5:調べる人(研究者)
タイプ6:忠実な人(堅実家)
タイプ7:熱中する人(楽天家)
ウイングという考え方
エニアグラムを研究・評価する人の多くは、エニアグラムの図に示された隣接する2つのタイプのパーソナリティによって、少なからず補完されると考えています。
例えば、タイプ1の人のウイングはタイプ2とタイプ9になります。