エニアグラムにおいてタイプ1は、「改革する人」「改革者」「完璧主義者」と呼ばれています。
合理的で理想主義な側面があり、目的意識、自制心、完璧主義といった言葉が連想されます。
タイプ1の性格
使命感を持って行動する性格の持ち主です。
強い意志と情熱を持ち、目的のために努力することができます。
しかし、「自分の行動の正当性を示す必要がある」という一種の強迫観念に捕らわれ、他人にも正当性を求めます。
なんとなくの行動を嫌い、行動するための理由を必要とすると言えます。
秩序正しく、気難しいので、高い基準を維持しようとしますが、批判的で完璧主義に陥ることがあります。
自分では「論理的で客観性のある行動ができる合理主義者」というように考えていますが、実際には理由や目的を探している活動家です。
本能と情熱を持ったタイプであり、信念と判断をもって自分の行動を律して動きます。
衝動的な行動を嫌い、自分がそういった行動をすることはもちろん、他人からの突然の提案や脈絡のない発言に対しても少しばかりの抵抗感が生まれます。
柔軟性に欠けるタイプと表現することも出来るでしょう。
歴史上の人物
ラウル・ワレンバーグ
ガンジー
ジャンヌ・ダルク
タイプ1の捉え方
タイプ1の基本的な考え方は以下です。
- 基本的な恐怖:堕落、欠陥
- 基本的な欲求:善良、誠実、バランス
主な動機: 正しくありたい、より高く努力し、すべてを改善したい、自分の理想を実現、自分自身を正当化したい、誰からも非難されたくない。