強迫観念
INTJは、強迫性パーソナリティ障害に苦しむ傾向が高いタイプです。 強迫性パーソナリティ障害は、自分の管轄内にあるものをすべて適切・的確に把握していないといけないと思い詰めてしまうような精神的状態を指します。INTJは、日常的な家事や子供の世話に感じるストレスが少ない一方、仕事に対して強いストレスを感じる傾向にあるとされます。自分の業務に対する責任感が強いことに加えて、完全に自分の管理の下で適切に処理していかないといけないと思っています。そのため、自分を追い詰めてしまい、精神的にまいってしまいます。
恋愛脳にならない
INTJは、恋愛に疎い性格の一つです。知人と深い関係を築くことなく、孤独で孤高に生活することを選んでいる人が多いです。そんなINTJは、同じINTJやそれに類する性格の人を探しています。恋愛においても同じで、お互いに認め合える関係になれる異性に惹かれ、それを見抜くまでに長い時間を費やします。残念ながらINTJは非常に珍しい性格であるため、相手を見つけるにも一苦労です。INTJは、論理的に考えるため、恋愛体質ということはなく、相手を厳選するタイプと言えます。
上位者との対立
INTJは、自立した人間です。誰にも影響されない自分の考えを持っており、それを正しいものと確信しています。上司やその世界の権威がなんと言おうと、間違っていると思った指示や助言は聞きません。INTJにとっての対人関係の問題は譲歩できない性格が原因と言えます。
オブラートに包めない
INTJは、考えや意見を言うときに非常に直接的な表現を使い、オブラートに包んだ言い方が出来ません。これは、考えていることを出来るだけ正確に漏れなく伝えることに力を使うためで、悪意があるわけではありません。結果的に人の気持ちを考えない言い方や表現になってしまうこともあるでしょう。また、論理的な物言いをするため、非常に冷徹な印象を与えてしまうことにも注意が必要です。
頑固なエリート
INTJは、自分の考えがしっかりしており、非常に知的な人です。本人は自分が論理的に考えいることに自覚があり、それを誇りに思っています。批判や忠告を受け、それが納得できない内容だった時には、「何もわかっていないくせに」というような態度で接してしまうことがあります。エリート思考で嫌な奴にならないためには、少し柔軟な思考で相手を受け入れる必要があるでしょう。何事も論理だけで解決できないことは知っておくべきです。
今この時を楽しめない
INTJは、最も長期的な目線で物事を考える性格であるとされます。遠い未来を想像し、それに対して必要なことに力を注ぎます。INTJは、必要のない場合外出をしない引きこもり的な傾向があるのもこのためです。一方で、人生をエンジョイしたいという気持ちもあり、今を精いっぱい楽しんでいる人たちを見て、憧れを感じてしまいます。時には気まぐれで行動してみたいと思いながらも、なかなか行動に移せないタイプと言えます。
細部にこだわる
INTJは、広い視野で物事を捉えることを得意としますが、ストレスを感じる状況になった時に細部にこだわってしまいます。細かいところに過敏になり、それが思うようになっていないと機嫌が悪くなってしまいます。そういった不満が自分に向いている時には、強迫的なまでに自分を追い込んでしまい、他者に向いている時には、攻撃的になって人間関係がギクシャクしてしまいます。