MBTIの分類によるINTP(論理学者)といえば、「頭がいい」「論理的」という褒められる特徴もありますが、「内向的(陰気)」「モテない」「屁理屈」などのマイナスな印象があげられます。そんなINTPが日常生活で感じる「生きづらさ」の原因7つをまとめました。
自己完結型人間
INTP(論理学者)は、内向(I)的な性格であり自律と独立を重視する傾向があります。INTPはこの典型的なパターンであり、何事も可能な限り一人で取り組むことを好みます。そのため、我が強いと言われることもあるでしょう。対極的な性格であるESFJ(領事館)はチームで作業することを好みます。INTPにとって、人に助けを乞うことはプライドが許しません。人に協力を求めたり、助けを乞うことは自分の能力が足りないことを自認する行為と感じるからです。
他者を過小評価する
INTP(論理学者)は、知的であることを何よりも重視する性格です。IQテストを代表とする知的なテストを好み、自己の知能の高さを誇りに思っています。そのため、実務的な仕事や能力を軽視してしまう傾向にあります。例えば、ブルーカラーと呼ばれる現場作業員の能力や、営業マンの数値で測りにくい感情的なスキルを過小に評価してしまうことがあります。
感情を抑制する
INTP(論理学者)は、感情をコントロールするというより感情を抑え込むタイプです。喜んだフリや落ち込むフリをするのではなく、感情変化を読み取られないためにポーカーフェイスを維持するイメージです。しかし、この特徴は勝負事の世界(スポーツやゲーム)では有効ですが、日常生活においてのメリットは小さくなります。感情表現が小さいため、冷淡で無関心な人と捉えられることがあります。
感情が暴走する
INTP(論理学者)は、感情を抑制するため、爆発させてしまうことがあります。負の感情を心の中にため込み、積もり積もって最後には怒りとなって発散されます。時には自分の感情を直視し不満や怒りをこまめに解消することができなければ、得意のポーカーフェイスが保てなくなります。
社会的距離を確保する
INTP(論理学者)は恥ずかしがり屋で、新しい人とのコミュニケーションに消極的です。この人と親しくなってもいいのだろうかと考え、答えが出るまで積極的に近づこうとはしません。そのため、人間関係における大きな問題を抱えにくいですが、新しい人との出会いを制限してしまうため、良い出会いを逃してしまうこともあります。
新参者に不快感を与えてしまう
INTP(論理学者)は良く見知ったグループの中では普通に振る舞うことができるのに、ひとたび外に出ると殻にこもってしまう傾向があります。なじみのない人がグループ内に入ってくると、急に大人しくなってしまうため、新参者に不快感を与えてしまうことがあります。これは新しい人との距離感の取り方がうまくないINTPの特徴です。
自己の思考に妄信的になる
INTP(論理学者)は時に客観性を見失います。本来のINTPは他の人の意見を聞きながら議論することを好み、間違いがあれば修正する柔軟な思考を持っています。しかし、自分自身が正しいことを証明したいあまり、本質的に兼ね備える知的傲慢が顔を出すことがあります。これは独立性の高い性格であることにも由来しています。