「今の仕事向いてないな」
「毎日会社に行くのがつらい」
「何のために働いているか分からない」
社会人として働いていると、今の仕事が自分に合っていないなと感じる人も多いでしょう。
自分と仕事のマッチングに疑問を感じていない人は本当に幸せだと思います。
仕事はつらいものかもしれませんが、成果が出せていたり、充実感を感じている人は適職(あなたに適した職業)についていると言えます。
しかし、あまりにもつらくて、やる気が出ない、活力が湧かない状態であれば、今の仕事はあなたにとっての適職でないでしょう。
そもそも適職とは
適職とは、次の二つのどちらかに該当する仕事です。
- 好きではないが、得意であり、周りからも評価されている。
- 得意ではないが、充実感があり、楽しいと思える。
東進ハイスクール・東進衛星予備校国語科専任講師である林修さんは、自分の予備校講師の仕事が①に該当すると言っています。
「学生時代から教えることは好きではなかったが、非常に得意だった」と発言されています。
今のあなたの仕事は①か②のどちらかに該当しているでしょうか。
適職に出会うための考え方とは
適職に出会うための考え方とは、今の仕事を捨てる覚悟を決めることです。
長く勤めれば仕事が上手くなったり、好きになったりもすることでしょう。
しかし、それには長い時間がかかる上に、最初から適職であった同期や同僚を追い抜いていくことは更に至難の技になります。
また、 「ここでダメならどこに行ってもダメ」なんて言葉を聞きますが、そんなことは100%あり得ません。
私はこれまで二種類の仕事に就いてきましたが、一方では全く仕事に充実感が得られず、得意でもなかったため、評価も至って普通でした。
しかし、もう一方では、周りからとても評価していただき、最初から非常に仕事がやりやすかったです。
人によって、心の充実が得られる職業は必ずあります。
「今の仕事向いてないな」と思うのであれば、まずは社内での異動を希望すべきです。
社内での異動であれば収入の変化も無く、環境の変化も最小限に抑えられるためです。
それが難しそうであれば、転職を検討すべきだと思います。
仮に22歳から働き始めたとして、60歳まで38年間も働かなくてはなりません。
今の仕事に必死でしがみつく価値があるかを考えるべきです。
適職探しの第一歩
まずは自分の「得意なこと」と「好きなこと」を整理すると良いでしょう。
「将来なりたい姿」を思い描けるのであればさらにベターです。
そして、あとは転職活動をするのみです。
すでに書きましたが、転職は社内での転籍を検討してからにしましょう。
やはり転職活動には体力と気力が必要です。
転職活動を始めようと思ったものの、まったく続かない人も多いです。
転職活動の一歩目は転職サイトへの登録です。
基本的に転職サイトへの登録にデメリットはありません。
登録したメールアドレスにオススメ求人などが届きますが、興味がなければ無視して良いでしょう。
自分も転職サイトには複数登録していますが、基本的にはゴミ箱に捨てています。
しかし、たまに気になる求人が来るのでチェックしたりできるメリットもあります。
利用したい転職サービス
初めて転職サイトに登録する場合は、 安心感のある大手転職サイトをお勧めします。
①マイナビ
特に抵抗が小さいのは、 新卒採用時に利用した人も多い マイナビではないでしょうか。
マイナビ転職は会員数約400万人で幅広い職種を扱う総合求人サイトです。リクナビNEXTと同様に、同ブランドの新卒求人サイトも保有しているため、若手層からの指示が厚く約55%が35歳以下です。
https://r-yell.co.jp/media/career_hikaku.html
マイナビではマイナビ転職に加えて、20代を専門にした転職サービスも展開しています。
転職活動時には、転職エージェントに案件紹介や提出書類のチェックをしてもらうことが一般的です。
これは、どの転職サイトでも同様です。
転職サイトに登録するだけで転職活動が進まない人も多いので、キャリアアドバイザーが最初から補助してくれる点は非常に心強いはずです。
また、適性診断やキャリアカウンセリング といったサポートもあり、求職者の適性を見た上で求人紹介を行っているため、 求職者自身で転職活動をするよりもミスマッチを防げます。
私の経験でも、転職エージェントのサポートがなければ転職活動が止まっていたと思います。
提出する書類の作成などは骨の折れる作業なので、一人で完成させるには気力が必要です。
こういった点は転職エージェントの外力が非常に助けになります。