ビッグファイブ(Big Five personality traits)とは、心理学におけるパーソナリティの分類方法の一つです。
簡単に言うと、性格分析の一つの方法です。
ここでは簡単な診断方法として、10個の質問を紹介します。
10の質問
以下の10の質問に対して、5段階で回答してください。
(よくあてはまる場合には4を、まったく当てはまらない場合には0をつけてください。)
- 好奇心が強くて探求が好き。
- きっちり、効率的に物事をこなしている。
- 初対面の人でも会話を楽しめる。
- 外人に対して思いやりがあって差別しない。
- 心配事が多くて不安になりやすい。
- 保守的なで現実的なタイプだ。
- 後先考えないで衝動的な行動をしてしまう。
- 恥ずかしがり屋で物静かなタイプだ。
- 冷淡で思ったことを口にしてしまう。
- リラックスして落ち着いているタイプだ。
そして、質問6~10の点数は反転してください(0の場合は4、3の場合は1、2の場合は2)。
開放性
質問1と反転後の質問6の点数を足す。
誠実性
質問2と反転後の質問7の点数を足す。
外向性
質問3と反転後の質問8の点数を足す。
協調性
質問4と反転後の質問9の点数を足す。
神経症的傾向
質問5と反転後の質問10の点数を足す。
それぞれのポイントで、0~4はその特性が低め、5~8は高めであると言えます。
それぞれの特性について
開放性の高い人
「知的好奇心が強く」「感情に関してオープン」「美しさに敏感」「新しいことに挑戦する意欲がある」といった傾向があります。
誠実性の高い人
「努力を怠らない」「行動が計画的」「ルールを守る」「自制心が高い」「自己評価が高い」といった傾向があります。
外向性の高い人
「エネルギッシュ」「社交性が高い」「会話を好む」「陽気である」といった傾向があります。
協調性の高い人
「信頼する」「思いやりがある」「寛大である」「親切である」といった傾向があります。
神経症的傾向の高い人
「感情的である」「ストレスに弱い」「ネガティブ」「自信がない」といった傾向があります。
さらに詳細を知りたい方は下のリンクをご参照ください。
【性格診断】ビッグファイブとは
ビッグファイブ(Big Five personality traits)とは、心理学におけるパーソナリティの分類方法の一つです。簡単に言うと、性格分析の一つの方法です。「ビッグファイブ」という名前の通り、人のパーソナリティ(性格)は大きな5つの指標で表せるという考え方です。性格心理学の中では、現在最も有力なモデルとされています。ここではビッグファイブの主要5因子やそれぞれの傾向について紹介したいと思います。
【ビッグファイブ】性格と学習スタイル
近年、性格診断「ビッグファイブ」の結果から、個人の学習スタイルや成績が予測できるのではないかという仮説があります。ビッグファイブは人の特性の強弱を分析するものなので、勉強への向き不向きが明らかにできる可能性は大いにあると考えられます。
参考
ここで紹介した10問の内容はメンタリストDaiGoさんのブログ、およびyoutubeを参考にしています。